デェインビエンフー作戦の勝利70周年にあたり、5日夜、北部ディエンビエン省、ディエンビエンフー市のD1丘にあるデェインビエンフー戦勝記念塔で「勝利の旗の下」と銘打ったテレビの生放送が行われ、首都ハノイ、北中部タインホア省、中部高原地帯コントゥム省、およびホーチミン市へネット配信され、ファム・ミン・チン首相、チュオン・ティ・マイ党中央組織委員長、ボ・ティ・アイン・スアン国家主席代行らが参列しました。この番組は民族の輝かしい歴史を振り返り、人民各層にディエンビエンフー戦勝の大きな意義や歴史的価値への理解を深めたとしています。鑑賞者の一人は次のように話しました。

（テープ）

「後輩である私たちは今日、平和な国で暮らし、誇りと名誉に思います。平和を勝ち取るため、先輩たちは大きな犠牲を払いました。この番組を通じて、先輩の伝統を継承し、強靭で繁栄した国の建設・発展に尽力する責任があると良く認識しています」

番組終了後、LEDライトを搭載したドローン数百機が同時に飛ばされ、上空でディエンビエンフー戦勝記念塔やフランス軍の指揮者デ・カストリーズ将軍の掩蔽豪の上にはためいているベトナムの旗など様々なイラストを表現するショーが行われました。